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- 2016.04.09200m背泳ぎで、リオデジャネイロ五輪代表に内定!
- 2016.03.07Konami Open 2016(東京開催)にて下半期シーズンベストを記録!
- 2016.03.07オーストラリア・パースで開催された2016 Super Seriesにて日本新記録を更新!
- 2016.01.17200m背泳ぎで1分48秒25の短水路日本新記録を樹立!
身長181cmの大きな体に、隆々としなる筋肉。鍛え上げられた強靭な体を生かしたバサロキックを持ち味に、進化を続ける背泳ぎ選手・金子雅紀。
世界との勝負に挑む金子雅紀選手の魅力に迫る。
人の踏み込まないところへ踏み込んで行く。
2016年4月、東京辰巳国際水泳場で行われた日本選手権200m背泳ぎ決勝のラスト50m。4位で150mを折り返した金子雅紀選手は得意のバサロキックで一気に2位へ浮上。一時は1位の入江陵介選手を抜く勢いを見せ2位に入賞。見事、リオデジャネイロ五輪の出場を決めた。
究極のバサロキックの秘訣は「体幹」の動き。
世界に通用するバサロキックを武器に、夢の大舞台へ挑む金子雅紀選手。金子選手のバサロのどこに強さの秘密があるのか、仙石泰雄コーチが答えてくれた。
「科学的な理論から、“物体は動かないほうが抵抗が少ないから、上半身は固定したほうがいい”つまり、上半身は固めて腰から下だけ動かすのがいいという見方がありますが、実はそれは速いバサロにはなりません。
疲労しているときでも高いパワーを発揮できる。
背泳ぎには2つのタイプがある。世界一美しいと言われる入江選手のように伸びやかな泳ぎと、100m、200m背泳ぎ世界記録保持者のアーロン・ピアソル選手のような体のパワーを最大限に生かす泳ぎだ。
金子選手が目指しているのは後者。

勝負魂に火をつけた兄と成長を支える家族。リオではレースで感動と勇気を届けたい!
金子選手は0歳からベビースイミングに通い、物心ついた頃から水と親しんでいた。勝負魂に火をつけたのは5歳上の兄の存在だ。
「兄が背泳ぎをやっていたので、真似して始めました。憧れの兄に追いつきたい、追い抜きたい。その一心で頑張っていました」
