突き抜けろ!金子雅紀

突 き 抜 け ろ ! 金 子 雅 紀

勝負魂に火をつけた兄と成長を支える家族。リオではレースで感動と勇気を届けたい!

金子選手は0歳からベビースイミングに通い、物心ついた頃から水と親しんでいた。勝負魂に火をつけたのは5歳上の兄の存在だ。「兄が背泳ぎをやっていたので、真似して始めました。憧れの兄に追いつきたい、追い抜きたい。その一心で頑張っていました」今もマスターズの100m背泳ぎ日本記録保持者である兄のベスト記録を追い抜くことができたのは、高校3年のとき。その頃、着用した選手が世界記録を連発して話題になった高速水着を金子選手も着用。200mで9秒のタイムを縮める記録をたたき出し、一気に注目を浴びた。しかし、まだ力は伴っていない。現在75kgある体重も当時は60kg程度と細身の体だった。「母は毎日、2段の炭水化物弁当を作ってくれたり、父は練習後にマッサージをしてくれたり、全面的にサポートしてくれていました。父はとにかく褒めてくれるんです。たとえ試合でタイムが悪くても、少しでも良かったところを見つけて『すごいね!』といってくれる。それが僕にとっては自信にもなったし、モチベーションを上げていける源でもありました」そして夢を叶える舞台。家族の応援はなによりの心の支えになっているという。「リオでは準決勝で自己ベストを更新して、決勝に残る、というのが最低限の目標です。決勝では思い切ったレースをして、感動と勇気を届けたいと思います」